ポニーままのゆるっとブログ

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無脳症が発覚し、中期中絶に至るまで(手術編)

おはようございます!新米主婦のポニーです。

今日も風がとっても強い…。昨日は1日家にいたので、今日はぼちぼち外に出て散歩しに行こうかなと思っています!

昨日はお腹の子に無脳症が発覚した話を綴らせてもらいました。今日は手術のお話をさせてもらいます。

中期中絶について

発覚して、1週間後に総合病院に入院・手術することになりました。私の場合は、発覚が14週でしたので、「中期中絶」となり、普通のお産と同じ形の人工中絶をとりました。

12週未満の場合は、吸引法やそうは法というものがあり、出血が比較的少なく母体への負担が少ないようです。早ければ早いに越したことはありませんね。

 

後で聞きましたが、無脳症はもっと早い時期に分かってもおかしくないようです。早めに気づいてもらえるように最新機器が整った病院に行くことをお勧めします。

後に書きますが、私は子宮へのダメージもやはり大きく結果的に術後の経過が芳しくなく、再入院することとなりましたので、その点でも早いに越したことはありません。

子宮口拡張

入院して直ぐに、子宮口を拡張する処置を行いました。

これが…まあまあ痛い。。。そんなに痛いとは聞いてなかったのですが、ギュッと閉じているところを無理やりあけるため、処置中と処置後はしばらくジンジンします。

生理痛の時に子宮口あたりがじんじんする感じに似ているかと思います。

子宮収縮剤投与・お産

次の日、子宮収縮材を投与され陣痛を引き起こします。

徐々に痛くなるお腹の痛み、普通のお産はこの何倍も痛いんだろうなと考えると卒倒しそうでした…(笑)

収縮剤を投与してから、4~5時間くらいで、お産が始まりました。

赤ちゃんとの対面

生まれた赤ちゃん…私は果たして直視できるのか。怖くて怖くて心の準備ができなかったので、旦那さんにまずは見てもらいました。

 

旦那「やっぱり、会ってあげたほうがいいよ。俺がついてるから」

 

そう言われて、赤ちゃんと対面。綺麗に手と足を畳まれれ私が事前に用意した棺の中にいた赤ちゃんは、肌が透けて少し透明でしたが、手と足がしっかり人の形をしていて、とってもかわいかったです。

 

私「指がわたしにそっくり。」旦那「肩は俺に似てる」

そんなことを言いながら笑顔と涙交じりで、目に焼き付けました。男の子でした。 

退院・火葬

翌日、先生に超音波で子宮内を確認してもらい、問題ないとのことで退院をしました。

棺に入った赤ちゃんを抱え、直ぐに火葬場へ。父と母と旦那と4人でお花を添えて、天国へ送り出してあげました。

 

送り出すと自然に気持ちが落ち着いてきました。

お腹にいて、あの子と一緒にいる時間は愛おしい時間から、悲しい時間に変わっていてその想いから解放されたんだと思います。

またいつか私のお腹に舞い降りてきてくれると信じて、後はいい事しかないと思っていました。

しかし、あと1、2か月は悲しい思いと向き合うこととなりました。子宮内に癒着した胎盤が上手くはがれず大量出血を引き起こすことになります。

こちらの話もまた後日…!ちょっとの間辛い話は続きますが、お付き合いいただければと思います。